オーガニック・コットン Organic Cotton
肌にも環境にも人にもやさしく 販売価格0円×・・・sold out
オーガニック・コットンとは、農薬や化学肥料を使わない有機農法で 栽培されたコットンのこと。環境への負荷をできるだけ減らして作られたコットンは、作る人、着る人、 そして地球への優しさがつまっています。コットンといえば、自然で無垢なイメージがありますが、その栽培には 人と環境を蝕む、数多くの問題が隠れています。コットンを栽培するために、大量の農薬や化学肥料が使われているのを 知っていましたか?これまでにメディアでも数多く取り上げられてきましたが、地球上の耕地面積の 約2.5%にすぎないコットン畑に、全世界で使れている殺虫剤の約16%、農薬全体の約10%が使用されているという恐ろしい現実があります(※1)。 農薬漬けになってしまったコットン農場では、毎年何百万人もの農民が農薬を 直接吸い込んだり、汚染された水を飲むことによって健康を蝕まれています。また、コットンの一大産地であるインドでは、農薬を買うために借金苦に陥り、それが原因となって自殺したとみられる農民は6年間で10万人にもおよんでいます(※2)。オーガニック・コットン栽培と近代農法による綿花栽培の違いは、農薬の使用の有無だけではありません。近代農法では、防虫剤と防腐剤を使って種を保管し、 栽培には化学肥料を大量に使用します。種まき時には殺菌剤が、成長の過程では除草剤と殺虫剤が、 収穫期には枯葉剤が使用されます。一方、オーガニック・コットン栽培では、これらの化学薬品から生産者の健康が守られるのはもちろん、大地も本来の力を取り戻します。土中の微生物が増えて土壌が豊かになり、多種類の作物が栽培できるようになるため、単一栽培と比べて天候などによる不作時の影響が最小限に食い止められ、生活の安定にもつながります。さらに、農薬や化学肥料を購入しなくて済むため、人手はかかっても借金を返済できなくなるリスクはずっと少ないのです。 また、オーガニック・コットンは地球温暖化を止めることにも貢献すると期待されています。FAO(国連食糧農業機関)の2002年の報告は、農薬や化学肥料の原料となる石油の消費量などから算出して、有機農法は慣行農法に比べてCO2の排出が48〜66%少なくてすむと指摘しています(※3)。 オーガニック・コットンを選ぶことは、人と環境を守ることに対する「YES!」の意思表示なのです。
出典
※1 Pesticide Action Network(PAN)。、 2007
※2 2006年 インド政府発表
※3 "Organic agriculture。、 environment and food security" Environment and Natural Resources Service。、Sustainable Development Department。、 FAO Rome。、 2002
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りんくフェアトレード&エコロジー/国際協力のできるお店(鹿児島)
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