アクション・バッグ(Action Bag)
ジュートに想いを込めて・・・ 販売価格0円×・・・sold out
パキスタンからの独立戦争の際、バングラデシュではウルドゥー語を話す人びと100万人以上が土地を追われ、サイドプールの難民キャンプでの生活を余儀なくされました。アクション・バッグのデザイナー、スライヤさんは当時の悲惨な状況を今でも覚えています。死にゆく人や死体の上を歩き、食料を探さなくてはならなかったこと、生活の糧を得る手段がまったくなかったことを。 難民キャンプで食料を配布していたキリスト教系のNGO「メノナイト中央委員会(MCC)」は、この地域に仕事の機会を設ける必要性に気づき、150名の女性にスクリーンプリントやジュートバッグ縫製のトレーニングを提供しました。1973年にはMCCによりアクション・バッグが設立され、それぞれがいずれ独立した企業になるという目標を掲げ、家内工業の支援を始めました。ピープル・ツリーは、1993年よりアクション・バッグと取引をしており、現在ではアクション・バッグの製品の多くを輸入するようになりました。アクション・バッグでは現在700名が働いており、ピープル・ツリーからの定期的な発注によって独自の生産者支援制度が作られました。毎年、団体の利益は生産者間で共有されるほか、低金利の融資や法的支援、医療サービスが利用できます。 ジョシュナさんは10年前、夫に捨てられてからアクション・バッグで働き始めました。フェアトレードは彼女の生活にどんな変化をもたらしたのでしょうか。 「アクション・バッグでの仕事がなかったら、半分ほどの収入しか得られないメイドとして働かなければいけないところでした。この地域には、ほかに仕事がないのです。アクション・バッグで働く今、私は敬意をもって扱われていますし、自宅で仕事ができるので私にはぴったりです」これまでジョシュナさんは姪たちを学校に通わせ、さらに毎年のアクション・バッグの利益の分け前で、自宅の屋根を建て直しました。費用は給料の5か月分にもなります。 バングラデシュで最もふんだんに採れる自然資源のひとつ、ジュートとすばらしい問題解決能力を駆使して、アクション・バッグは何百人もの難民の生活を一新させました。見た目も美しいジュートのリサイクル・アイテムを使うことで、このすばらしい団体を応援してください。
(フェアトレードカンパニー株式会社 「ピープルツリーHP」より抜粋)
- インフォメーション
-
りんくフェアトレード&エコロジー/国際協力のできるお店(鹿児島)
TEL:099-225-1330/FAX:099-225-1330
鹿児島市東千石町20-16